「実際に使えるテーマで楽しく学習」

クリスティーナ アーンストさん(Christine Ernst/ドイツ・ケルン)

幼いころに日本のテレビアニメを見てその文化や言葉に興味を持つようになったというクリスティーナさん。高校の日本クラブで日本語を学び、2年半ほど前からはケルン日本文化会館で勉強しています。

-『まるごと』を使って日本語を勉強した印象はいかがですか?

『まるごと』は話すこと、会話にフォーカスしているのが良いと思います。また日常生活で、実際に使えるテーマが多くて、だれでも楽しく勉強できるようになっていると思います。

-『まるごと』のどんなところが良いと思いますか?

いろんなニーズ合う教材だと思います。旅行で日本に行きたい人にも良いし、日常生活や文化が知りたい人にも良いと思います。私は大学で言語学を専攻していることもあり、もう少し文法ルールについて解説があってもいいと思いますが、専門的な背景がない人には、ちょうど良いと思います。

-『まるごと』で学んだ成果が発揮できたエピソードがあれば教えてください。

日本に行ったとき、教科書の会話がそのまま使える場面がたくさんありました。
また、一つのエピソードですが、大阪に行ったとき、新世界に行きたくて、日本人にどうやって行ったら良いかたずねたことがありました。その時は知らなかったのですが、夜、一人で行かないほうが良いみたいで、その日本人も日本語で、「ちょっと…」などと、行かないほうが良いことを間接的に教えてくれました。『まるごと』で勉強していたので、本当は行かないほうが良いと思っていることが理解できたと思います。ドイツ人だったらはっきり言いますからね。文化について知らなければ、理解できなかったと思います。

-日本語を使って今後やってみたいことがあれば教えてください。

大学卒業後、大学院で「アジア学」を専攻したいと考えています。敬語などももっと勉強して、いずれ仕事など、プロフェッショナルな場面で使えたらいいと思います。もちろん、日本旅行もしたいです。

「同じテーマの繰り返しで進歩を実感」

マイケ ティスさん(Maike Thies/ドイツ・ケルン)

日本の映画と文学が大好きというマイケさん。大学の副専攻で日本語を学んだこともあるそうですが、3年前からケルン日本文化会館で再び日本語の勉強を始めたそうです。

-『まるごと』のどんなところが良いと思いますか?

実際に使える日本語が勉強できるのが良いと思います。例えば自己紹介や料理など、レベルを通じて、同じテーマが繰り返し出てきます。それで自分の進歩を感じることができ、いいモチベーションになります。
また、音声素材や関連ウェブサイトも、とても良いと思います。よく家で音声を聞いて、発音やイントネーションを練習しています。

-『まるごと』で学んだ成果が発揮できたエピソードがあれば教えてください。

今年、一人で日本を旅行して、困ったことがあったとき、『まるごと』で習った日本語で日本人に頼んだり、助けてもらったりしました。それに、韓国人とか、他のアジアの国の人と話すときにも、日本語を使って会話することができました。

-日本語を使って今後やってみたいことがあれば教えてください。

私は趣味で、楽しむために日本語を勉強しています。毎年一回日本に旅行に行こうと思ってるんです。日本の友だちに会うとき、もっと複雑なテーマについて話せるようになりたいです。それで、月に一度、ケルン日本文化会館がやっている日本人と話すイベント、「日本語しゃべりーれん」に参加するようにしています。