「漢字の扱い方が気に入りました」

ホルヘ アランシビアさん(チリ・サンティアゴ)

サンティアゴにある日智文化協会で3年間日本語を勉強しているホルヘさん。日本の様々なことに関心があるものの、スペイン語に翻訳された情報が少ないと感じ、日本語の勉強を始めたそうです。

-『まるごと』を使って日本語を勉強した印象はいかがですか?

『まるごと』は今までの学習方法と違い、論理的に考えたり覚えたりというよりも、もっと感覚的でシンプルな印象です。また、学習のテーマをはっきり示しているので理解しやすいです。

-『まるごと』のどんなところが良いと思いますか?

特筆すべき利点は、漢字の扱い方だと思います。最初はふりがながあるけれど、いったん習った漢字は次からふりがなが表示されなくなります。それで、漢字を読むことに慣れてくるし、文脈による読み方もわかるようになってきます。 また、一回の授業で音声を何度も聞くのも良いと思います。何度も聞くことでより生き生きとした授業になりますし、聴解力の向上にも役立ちます。

-日本語で好きなことばは何ですか?その理由も教えてください。

自分の母語に訳す際、たくさんの選択肢があることばが好きです。たとえば、「かわいい」「よろしくお願いします」「そうです」などです。こういったことばは日本人の生活に対する考え方を反映していて、単純には直訳できません。なので、日本語のわかる他の人がどんな訳を選ぶのかも興味があります。

-日本語を使って今後やってみたいことがあれば教えてください。

本やマンガを読みたいし、ビデオゲームもやりたいです。日本中を旅行し、その間にできるかぎり日本語を使ってみたいです。